■ 「未知なる道へ」第六話<天邪鬼の死闘>

※ 第六話:の挿入ページです。。

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天邪鬼の死闘

「アント族秘奥義。浮遊必殺拳」受けてみよ。
屈強の竜に乗る魔王サーに向かって、
天邪鬼が広げた両手を一つに合わせるようにして、輪になつたエネルギーを放つた。

「ビッシ」
音は静かだが、浮遊必殺拳が魔王に炸裂した。

魔王が、竜の背中から弾けとんだ。
竜の背中は、大きくえぐられて地面に墜落していった。
魔王も、地面に叩きつけられた。

天邪鬼の攻撃で初めて、魔王を地面に叩きつけた。
更に、上空から地上の魔王に向かって天邪鬼スペシャル「重量波」を見舞っていった。

魔王も、この重量波の破壊力は先刻承知している。洞窟で手痛い怪我を負わされている。
必死で交した。
魔王が必死で交した。
魔王が交した跡は、地面に大きな地割れが出来ている。

魔王が立ち上がった。
「天邪鬼。少しは強くなったな。」
「殺し甲斐があろうと言うものよ。」

天邪鬼も答えた。
「俺は、竜など居なくても浮遊できる。」
「立場が反対になったな。」
そぅ答えると、上から衝撃波を魔王にぶっけて行った。

魔王も、電撃弾をぶっけて来た。
天邪鬼の衝撃波と魔王の電撃弾が空中でぶっかり合い、金属音を立てていた。
しかし、徐々に魔王の電撃弾に押されていた。
何発目かぶつかり合った後、魔王の電撃弾が天邪鬼を襲った。
天邪鬼は、地面に墜落した。
しかし、ダメージは無い。
長時間上空に浮遊していた分、エネルギーを消費して衝撃波が弱くなっただけだ。

天邪鬼が地面に落ちて、立ち上がろうとしたその時。。。
後ろから、、
両肩を巨大な爪で掴まれた。
イゥの乗った、屈強の竜がガッシリと両肩を掴んで上空に舞い上がった。
天邪鬼に激痛が走った。
「うぅぅ。」

空中にぶら下げられたままの格好になった。
イゥが勝ち誇ったように、笑った。
「ハハハ。魔王陛下の御手を汚さずとも、俺が始末してくれるわ。」
竜の背中から天邪鬼に向かって、魔者の得意技スクリュードライブを放ってきた。
天邪鬼に近距離からまともに当たった。
そして、続けさまに二発、三発と放ってくる。
空中に貼りつけにされ、
好き放題にスクリュードライブを受ける形になった。

ジュオは、天邪鬼の気を受けていた。
「心配無用。」
天邪鬼を心配しようにも、
自分を取り囲んだ間者の残り3人に手こずっていた。
残りの三人は、どいつも手強い相手であった。
ジュオの剣を交しながら、蹴りまでも入れてくる
早く、間者を片付けて、イゥにパチンカーを浴びせたかった。

天邪鬼は、何発当たったか分らなくなるほど、攻撃を受けた。
イゥが、
「さすがの天邪鬼もくたばったか。」
「トドメを入れてくれるわ。」
そぅ言った時である。

天邪鬼が頭を持ち上げた。
「なめるな。竜もろとも死ね。」
「今、竜の爪に波紋を流し込んだ。」
「イゥ。お前もいっしょに死ね。」

イゥと、竜が悶絶しながら落ちていった。
天邪鬼は、竜から脱出した。
そして、魔王に向かって問いかけた。
「何故、竜に掴まれている時にお前は攻撃してこなかったのだ。」

魔王が笑いながら答えた。
「代の名が廃るわ。」
「部下に加勢してもらって、勝ったなどと。」
「ひと聞きが悪いわ。」
「それに、代の許しなしに戦いに割って入って、ばか者よ。」
「しかし、だからと言って、手加減せんぞ。ハハハハ。」

天邪鬼も、負けずに答えた。
「魔王、貴様が波紋避けのガードを着ているのは分った。」
「せいぜい、そのガード服が破れないようにする事だな。」

「ドッドッドッドドドドッドッドド。」
激しい爆音が街の方から伝わってきた。

街で、只ならぬ事が起きた。セディ爺が心配だ。
天邪鬼がジュオに叫んだ。
「爺さんが心配だ。」

ジュオがその時、最後の間者の首を刎ねた。
ジュオも天邪鬼に叫んだ。
「街へ戻る。」
「魔王に負けるな。」

ジュオが走った。
「爺さん。待ってろよ。」


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wujingと天邪鬼の正門