「海派」会報集約版:第三巻

※ 会報の7号より9号までを収録しています。。
「海派」
会報集約版

「海派」会報 NO9

皆さん元気ですか?「海派」も誕生して、一ヶ月が過ぎました。少し、会員も増えました。
また、新しいアイデアを考え中です。が、ちょっと待っていて下さい。
さて、今回は、前回の予告で准医のお話。

★ 「准医」は准医師の事です。中国の制度です。
★ この准医は、ほとんどは女性ですが(wujingの知っている准医は全て女性)看護婦ではありません。
診察をして、治療もします。診断書も書ける医師です。
★ ただ、外科的な手術は出来ません。

★ 上海市では、概ね150人以上の工場は、この准医を配置しておくように指導しています。
★ 仕事中に、発生した怪我は勿論風邪による頭痛の手当てまでしてくれます。
★ 注射、点滴はもちろん薬の処方までしてくれます。料金は、薬代の実費のみで診察代は不要です。
(私がいる会社での場合)薬代も、会社の補助が一定額まで支給されます。

★ 上海市内には、各所に診療所がありますが、ここに詰めているのは准医と看護婦と看護師がいます。
★ 准医の指示で、看護婦が治療をしてくれますが、
病院のカルテを見せれば通院している病院と同じ治療を准医がしてくれます。
(◎ 中国では「通院の場合、カルテは患者本人が保管する」ようになっています。)
★ だから一度、信頼する病院へ行ってカルテを貰っておけば、
点滴、注射は近くの診療所の准医に同じ治療をして貰う事も可能です。
★ 病院の医師よりも、親切でやさしく患者を診てくれて、どこも評判はいいようです。
★ 診療所も診察代は、非常に安いです。薬代は病院と同じです。

★ 子供が急病になった場合は、とりあえず近くの診療所に連れて行き准医に見てもらうことが多いと聞きます。

◎余談ですが、もうすぐ夏が来てプールへ行きますが、この時、准医の診断書で「安全」を貰わないと、どこのプールも入れません。
◎もうひとつ、注射はなぜか尻へ打ちます。日本人には、恥ずかしい。
今回はここまで、じゃ又。
「海派」事務局【wujing】2002.4.4(四)



「海派」会報 NO8

皆さん元気ですか?
今週は、太倉市へ来ています。そのため、回線状態が良く有りませんので思うようにモーハが出来ません。
さて今回はと言っても、いつも私の勝手都合で書いていますのでごめんなさい。
今回は、私が風邪をひいたので記念と言ってはおかしいですが、「病院」のお話。
◎上海には、日本と同じ様に「個人開業医院」とベッドを備えた「病院」とあります。

この病院は、大きく分けて
1.一般病院――――――>一般の病院で誰でも行ける。
2.政府指定病院――――>主に証明書が必要な場合に行く。値段が高い。
3.外人専用病院――――>誰でも行けるが、値段が高い。一般病院の3〜4倍。
4.解放軍病院―――――>誰でも行けるが、あまり親切にはしてくれない。
5.武警察病院―――――>解放軍の病院とほとんど同じような感じです。
この中で、人気のあるのは、4.解放軍病院です。値段は、一般病院と同じで外科手術などは、評判は高い。
言葉も、片言なら日本語も喋ってくれます。私は、最近はここに決めています
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★ 上海では、まず診察券を十元で買います。(一度買っておけば二回目からは買わなくていい)
そして、受付前に予診を受けてどこの科へ行くかを決めてもらう。(自分で決めても良い)
※ここまでは、だいたい日本と同じ。ここからが違います。

★ 目的の科へ行くと、問診があり、そこで、どんな検査,治療が必要かをとりあえず決めてもらう。
そして、会計に行きお金を支払う。必ず前金である。(但し、外人専用病院へ外人が行った場合は後金払い)
★ その、領収書を再度持参して初めて「検査」「治療」が始まる。よほどの重症でない限り例外はなく。
手足の骨折ぐらいでは、前払いを要求される場合がほとんどです。

★ 次に、検査に移るがこれが早い。血液検査、検尿、検便、レントゲンなど、ものの十分も待つと結果が出ます。
★ その結果を持って、また先ほどの医者のところへ行くと。正式に治療方法が決定、又は、結果が出る。
★ そして、又支払いに行き、領収書を貰い医者にみせると、治療開始となる。または、薬をくれる。
※ 日本のように後払いだと、誰もお金を払わず帰ってしまうからだと言う。

★そして、日本と違い病院へは全額支払である。保険に入っていても全額前払いである。
後日保険手続きをしてから、本人へ規定額が帰ってくる仕組みになっています。
★保険の仕組みは、全市内統一ではなく、
「区」によって少しづつ違いますがおおむね、病気の種類によって保険金の上限が異なります。

★ ビックリする事。
◎ 「3.の外人専用病院」と「2.の政府指定病院」以外だと、診察室は外から丸見えです。
カーテンは、ある事はありますが使用しているのを見た事は有りません。でも、誰も文句は言いません。

◎ 突然検便をすると言います。明日持って来いとはいいません。すぐその場で取ってくれといつて容器をくれる事。
これに、一番困りました。昔のマッチ箱を思い出します。(中年以降の人は知っている)
すぐ、出せと命令調でいいます。(すぐに、出るか!!)

◎ 点滴は、座ってします。横に寝ては場所をとるためか、全員椅子に腰掛けて点滴を受けます。
◎ 医師の処方箋を持参すれば、准医に見て貰えます。
准医のお話は、又次回に。
「海派」事務局【wujing】2002.3.27(三)



「海派」会報 NO7

皆さん元気ですか?
◎ 書き込みに、廻れていない人へも、この場を借りて「こんにちは。ご無沙汰しています」です。
◎ 今回も、前回と同じく、ちょっと信じがたい様な、ホントの話。

★ 中国へ来て、一番にに面食らうのは、「トイレ」でしょう。そこで、今回は「トイレ」の話
上海においても、つい2〜3年前までは、「個室にドアが付いていない公衆トイレ」が残っていました。
初めて、来た当時(93年)は、男女いっしょのトイレまで存在しました。もちろん仕切りも無ければドアもない。
街を少し入ると”野糞”の光景まで眼にした事があります。

★ 日本人には脅威ですが、当の中国人達は平気な様子でした。
今は、市政府の指導で急激に改善がなされていますが、田舎へ行くと、まだ昔のままのトイレは数多く残っていると思います。
今でも、工場の従業員用トイレは、ほとんどの工場では、半分の高さのドアしか付いていません。

★ 五年ほど前に一度、旧式な中国式のトイレで用を足したことが有りますが、そこは深さが、ゆうに2Mはある汲み取り式でした。
大きさ(幅)も3M角はある代物でした。ちょうど、人が座る場所の頭の前にロープが垂れており、
それを命綱代わりに握ったまま用をたします。私にとっては、命がけの難業でした。

★ では、なぜこのような習慣になったかと言うと。
中国は、歴史的に見て内戦が一番多く発生した国だそうです。だから、二つの事が変化しました。

★ 一つは、貨幣価値です。「金」を大切にします。
なぜなら内戦によって、その国の領袖が度々変るのだから「紙幣」は信用度が低く。
庶民層の間で「金」を装飾品にして、いつも身に付けて置くようになつた。すぐ逃げられる。

★ 二つ目がトイレです。用を足すのにゆっくりと個室にいては、敵が来たのに気が付かない。
命取りである。ドアを付けず、常に周りを見渡して用を足す。この、昔の習慣が今に至った。
だから、中国人は、用を足している姿を人に見られても別にお互いが気にしない。

★ でも、お風呂に入っている姿を人に見られる事は嫌がりる傾向にあります。
だから、家庭においても、日本的な感じて゛親子で風呂に入ることは、あまりしません。
今回は、ここまで。じゃ又。
「海派」事務局【wujing】2002.3.23(六)



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