■ 「未知なる道へ」第六話<蘇った天邪鬼>

※ 第六話:の挿入ページ「蘇った天邪鬼」です。。

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蘇えった天邪鬼

ユウエン爺の家に身を寄せた天邪鬼達は、五日目の朝を向かえていた。

ジュオは、天邪鬼の与えた気の力と雌雄の紐の力のおかげで、驚異的な回復を示していた。
自力で歩くには十日は掛かるであろうと思われていたが、
この朝フゥォンに介添えをしてもらいながらではあったが、家の周りを散歩できるまでになっていた。

天邪鬼は、この間に完全に回復していた。以前の天邪鬼ではない。
緑の指輪の力により、「闘天使ロッカ」で有った時の力を復活させていた。
いや、それ以上の力を宿し、見た目にも逞しくなっていた。

魔王サーが既に洞窟から立ち去っている事は、天邪鬼達にも予測は出来ていた。
そして何処に身を潜めたのか、探索も開始していた。

ユウエン爺の息子達を中心に「守護隊」が結成され、
三人が一組で、各地に魔王復活の情報を伝えながら、その居場所を探していた。

天邪鬼は、魔王サーの居場所が気になっていたが、慌ててはいなかった。
次に魔王サーに会う時が、決着の時と決めた。
負ける事は、許されない。
「我が一命を掛けて、魔王サーを倒す」それが、定めと分かっていた。

日にちが経てば、魔王サーも完全復活して来る事は百も承知していた。
しかし、絶対に負ける訳にはいかない。

ジュオが完全に治るまでは、幾ら慌てても仕方なかった。
それまでは、戦いに備えて「気」の集中力を高めるトレーニングに励んでいた。

ジュオも、「我が命は、天邪鬼と共に」それが、定めと感じていた。
魔王以外の魔者達を、天邪鬼に手出しさせない役目は自分に有る、
天邪鬼の命は、我が身を挺してでも守る。そぉ決めていた。


wujingと天邪鬼の正門