■ エッセイ:甘茶お花の会

※ このエッセイは TOPページ 「正 門 編」へも掲載していたものです。。


10.5.8編「甘茶お花の会」

今日は勤務が休みの為、あすの「母の日」のプレゼントを買いに近くの花屋さんへ行きました。

行く前から、
大体のプレゼントにする品は決めていたので花屋へ着くと直ぐにお気に入りの品は見つかりました。
小さなカーネーションがクリスタルガラスのハイヒールに飾られた品です。

とても可愛くて、きっと母も喜ぶだろうと自己満足しつつ、母の暮らす「グループホーム」へ向かいました。
距離にして約30km、、私の故郷にある施設に入所しています。

着くと、ちょっと様子が違います。
入口の広間に大ぜいが座っています。
母はすぐ見つかりました。。
普段は、自分で何とか歩行できる人達だけが広間に居るので、母と数人しか広間には座っていませんが、
今日は大勢の人達がいます。

ちょっと早い「母の日の行事」でもしているのかと入って行きました。

すると、なかに入るとに「ほうじょう」さまもおられびっくりしました。

お釈迦様の甘茶注ぎ誕生祝いとして「お花会」を始めるところでした。
ホームの所長が私のそばに来られ、良いとこへ来られました一緒に参加して下さいと椅子を持ってきてくれ・・
私も参加することになりました。

そして、なんと「ほうじょう」様は私の父の葬儀の時に脇導師を務めてくれた方でした。

甘茶注ぎ
お釈迦様の誕生にまつわるお話をされているところ。

私は初めての経験で、お釈迦様の誕生のお話を興味深く聞きました。
(正式な誕生日は、旧暦の4月8日だそうですが、今日は月遅れの甘茶注ぎの日だそうです。)

それから甘茶注ぎに移りました。
ホームの入所者の皆さんが甘茶注ぎをし、母もしっかりと注いでいました。

甘茶注ぎ
ホームの職員さんに付き添われて甘茶そそぎをする母(満91歳)

その後、、私も注がせていただきました。

母は思いがけない行事と、私の来所と、母の日のプレゼントが重なり、、少し興奮気味でしたが、
プレゼントには感激し、非常に喜んでくれました。
母の喜ぶ顔を見ると、中国駐在員の仕事を目標達成を見ずして退職した寂しさを忘れます。
中国滞在14年間の空白を少しでも、母に埋めていきます。

一週間に、二度会いに行っていますが、少しでも認知症の進行が遅らせたらと考える毎日です。

なかなかエッセイ的な文が書けませんが、
今日は私にとっての初体験「お釈迦様の甘茶注ぎ誕生祝い」としての「お花会」の出来事を書きました。

ジャ又、再見!



wujingと天邪鬼の正門