■ 続編 「新:天邪鬼」第三話 前篇

※ 続編の第三話前篇です。。
wujingと天邪鬼の正門

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序章「区界」/ 第一章「解ける謎」/ 第二章「マザーの話」/ 第三話後編

第三話:「戦え天邪鬼」前篇

第三話:序章「区界」

世界には、異なったゾーン(区界)が存在する。
この世界は、「ブルーゾーン」と言う。
ジュオの住んでいた地球も、この大陸の有る星も、、このブルーゾーンに属する。

大陸のある星と地球とは遥か遠く離れている。
このゾーンは、他のゾーンの影響を受けない世界である。
ジュオは、何らかのワープ現象によってこの星に飛ばされて来たのだ。

そして、天邪鬼の住んでいた世界は「エイトゾーン」と呼ばれる区界だ。
このゾーンは、距離を操作できる世界なのだ。
天邪鬼は、ゾーンチェンジ現象によって大陸に飛ばされて来たのだ。
魔王も、元はエイトゾーンに居たが、何らかの力によりこの星へ飛ばされ封印された。
そして、復活後、、天邪鬼により倒された。

更に、「グレイトゾーン」が存在する。
この世界は、ある一定の間だけ時間を操作できる。
超神は、ここで封印されていたが、、、
なんらかの影響で復活し、ゾーンチェンジを起こし大陸に現れた。

もう一つ、「シンプルゾーン」がある。
ここには、物質の存在はなく、意思が存在する
しかし、、、、質、量を有した意思が存在するのである。
超神は、ここで誕生した。

「ブルーゾーン」はBゾーンに属し、
「エイトゾーン、グレイトゾーン、シンプルゾーン」はAゾーンに属す。

通常はBゾーンとAゾーンの異ゾーン間の移動は出来ない。

Aゾーン同士では移動が不可能ではない。
同じゾーンの場合は、時間周期を同調させれば移動が可能となるが、
時間周期を同調させる為には超大なエネルギーが必要となる。
地球が一回自転する為のエネルギー量は「1ロムド」必要であるが、
ゾーンチェンジの為に「時間周期を同調」させるエネルギー量は一万分の1ロムドを要す。

不可能なAゾーンからBゾーンへの移動が、
魔王も天邪鬼もそして、超神も「なんらかの力」によって可能になっていた。

そして、三人の中で、超神は自らの力で異ゾーンチェンジしたのである。
この謎は、次第に分かる時が来るであろう。

さて、話を元に戻そう。

第三話:一章「解ける謎」

天邪鬼は、巨大な否妻に掴まれて地下深く埋め込まれたが、
岩盤にぶち当たった衝撃のエネルギーの力によって、異ゾーンチェンジした。

元、住んでいた世界へ飛ばされたのだ。
通常は、異ゾーンチェンジするとそのエネルギーの力に押しつぶされて消滅してしまう。
天邪鬼はそのエネルギーに、二度耐えた事になる。

グランドマザーの社
宮殿

ブルーゾーンエイトゾーンの違いを簡単に説明しておこう。
「鳥」と「魚」を思い浮かべて欲しい。
「鳥」は空中で飛ぶ事を止めたら、地上へ落下するが、
「魚」は海中で、泳ぎを止めたとしても海底へ落下する事はない。
この海中のような、「空間」が存在する世界がエイトゾーンである。
ブルーゾーンは、説明しなくても分かるとおもうが、地球などの世界である。

天邪鬼の住んでいたエイトゾーンは、ブルーゾーンから言えば天上界のような世界である。

ここで、天邪鬼は「闘天使ロッカ」として生活していた。
元の世界に戻った事で、又、新しい記憶がよみがえってきた。
あの大陸で、ジュオと会ってから15年ほどになるが、ここでは、すでに30年が経過している。
一年の周期が違うのである。

天邪鬼は記憶の整理をすると、浮遊し浮上した。
見覚えのある社群が視界に入ってきた。
闘天使達をも束ねるグランドマザーの社が見えてきた。
天邪鬼は、グランドマザーの社に降り立った。

門前で、警護の者達に囲まれた。
「貴様は何者か。」
「ここは将官以上のお方でないと、通すわけにはいかぬ。」
「立ち去るが良かろう。」

天邪鬼が返答した。
「マザーに伝えよ。ロッカが戻ってきたと。。」
その言葉を聞くと警護の一人が、前に出てきた。
「やはり、そうでしたか。ロッカ様」
「皆の者、闘天使ロッカ様だ。敬礼。」
そぉ叫ぶと、敬礼の姿勢をとった。

将官の上の位が天使であり、闘天使は天使の中では最高位に位置する。

天邪鬼は、マザーの面会門に案内された。
暫くして、マザーが現れた。
天邪鬼の心の中に有った、「強く、優しく、温かく、懐かしい」存在が現れた。
心の中のよりどころとして、マザーを思い出してはいたが、、
今まで、、一度もマザーの顔は思い出せなかった。

そのマザーが、天邪鬼の前に現れた。
天邪鬼は、混乱した。
「な、な、何だ。。」
「マザーの顔は、浮かぶ島の婆さん。いや、妻のフゥォン。いや、娘のリィリィ。」
マザーの顔が幾通りにも見えるのだ。

マザーが答えた。
「ロッカよ。お忘れですか、私は見る人の心によって、どの様にでも見えるのですよ。」
「その顔を見ると、私は、、婆様に見えているのですか。。ほほほ。。」
「ロッカよ。たくましく成長しましたね。」
「私が期待していた通りに成長してくれて、礼を言います。」
「私には、ゾーンを越えていくだけの体力はありません。」
「でも、人に力を与える事は出来ます。」

「貴方に、魔王を倒せと命じたのも私です。」
「あの時も、魔王についての説明を一通りは説明しましたが、、」
「異ゾーン通過のショックで、記憶が消し流されたのです。」
「でも、今回の異ゾーン通過では記憶は大丈夫のようですね。」
「それだけ貴方が成長したのです。」

「魔王、サーも元は闘天使の長でした。」
「異ゾーン移動のショックも全く受けない、超闘力の持ち主でした。」

今までの謎が、マザーによって、、、明らかにされていく。
続きは、第二章をお楽しみに。。。ページの始めに戻ります。

第三話:第二章「マザーの話」

今までの謎が明らかにされていく。
マザーの話が続いていく。

「魔王、サーは元はサミエル.エパシネスと言う名前でした。」
「とても優秀な闘天使の長として活躍していました。」
「ところが、」
「今から、五百年ほど前(エイトゾーン暦)、突然グレイトゾーンに超神が出現し、
グレイトゾーンからエイトゾーンのグラマード議会へ救援が来たのです。」

「グラマード議会は、私に征伐を命じて来ました。」
「私は、サミエル以下闘天使を率いて、グレイトゾーンへ出向きました。」

「超神のエネルギーは、自然界と調和する事が出来るほどの質量を持っていました。」
「しかし、その精神力は幼稚でした。」
「それは、大人の力を持った悪餓鬼。幼稚だけれど、巨大な悪の塊でした。」
「幼稚な精神力、そこが唯一の弱点でした。」

「私は、サミエル達闘天使に精神攻撃を命じ、、、」
「超神が、怒りをぶつけて来たら、、私がエネルギーバリアーで対抗しました。」
「最初は、手もつけられないほどの暴れぶりでしたが、徐々に精神錯乱を起こし、
攻撃が散漫になってきました。」

「その時、私は自ら勝負に出たのです、、、、、」
「エネルギー対エネルギーのぶつけ合いです。」

「グレイトゾーンに歪みが生じるほどの戦いになりました。」

「私は勝利しましたが、巻き添えを食らい、闘天使の多くが戦死しました。」
「そして、
その時の衝撃での損傷により以後、異ゾーンチェンジに、私自身は耐えられなくなりました。」
「でも、他の者に力を与える事は今でも出来ます。」

「話を元に戻しましょう。」

「物理攻撃で、超神を倒した(行動自由を制圧)私は、サミエルに精神攻撃で超神の完全抹殺を指示しました。」
「二度と、復活しないように。」
「その時の私には、超神との戦いで傷つき精神攻撃をするだけの余裕が残っていませんでした。」
「それで、トドメを彼に頼んだのです。」
「でも、サミエルは私に内緒で超神の抹殺をせず、封印したのです。」
「何故、封印したのかは今でもわかりません。」

「その事が、後になって発覚し、大変な問題に発展しました。」
「そして、エイトゾーンのグラマード議会の懲罰会の査定で、
サミエルは将校に格下げとなりました。」
「将校は将官の下の位です。堕天使にされました。」

「それが、彼が凶暴な行動に出る引き金になりました。」
「自分に対する評価に、反発したのです。」
「自分を殺せば、超神が復活するぞと脅しての横暴が始まったのです。」
「そして、自ら魔王を名乗ました。」
「更に、グラマード議会の議員への攻撃も始まったのです。」

「その時、サミエルに立ち向かっていったのが、アント族です。」
「ロッカ。貴方の一族です。」

「でも彼は私に対しては、攻撃をして来なかったわ。」
「それと、私が与えた武器は使わなかったわ。」

「貴方の手の指輪の横についている棒がそうです。」
と、言って、マザーは天邪鬼のイージスの棒を指差した。
「よくその棒の使い方を会得しましたね、
その棒には異ゾーンチェンジを起こす力もあるのです。」

「アント族はとても勇気がありますが、、、サミエルは強靭です、大勢が死にました。」
「でも、貴方の祖父達は、、」
「私が、彼をブルーゾーンへ落す時に一緒に落ちていく決心をしたのです。」
「異ゾーンチェンジに耐えれる力は私が与えました。」
「でも、二度と戻れない事を承知で、アント族の勇者達はブルゾーンへ落ちて行ったのです。」
「そして、勇者達は彼を封印したのです。」

「サミエルは、エイトゾーンに帰ろうと思えば帰れた筈です。」
「その棒を使えば、、」
「しかし、何故か最後まで使わなかったわ。」

「それどころか、貴方にその棒を委ねましたね。」
「超神と戦った時は、サミエルはその棒を最大限使いました。」

「サミエルは、何かを隠していたのかもしれません。」
「貴方に倒されるまで、彼はその棒を使おうとしなかった訳は、私にも分かりません。」

「その棒は、攻撃と防御を兼ね備えた武具です。」
「長さの度合いで、防御力が変わります。」
「その棒に、もう一つの力を与えてあげます。」
そう言って、天邪鬼のイージスの棒が張り付いている指輪の部分へマザーの手から
何か光のようなものが飛び移った。
「ロッカ。これで、その棒は貴方の思考で動きます。」

「超神は、時には意思のみで動き、時には肉体を有して動きます。」
「その肉体には、波紋も通じますが、その意思には無力です。」
「しかし、意思で行動している時は、その棒が役に立ちます。」
「意思の中枢を見つけるでしょう。」

「意思の中枢を見つけたら、、その棒を通じて、貴方の念動派をぶつけなさい。」
「絶対に勝てる事を信じて、ぶっけなさい。」
「超神のエネルギー攻撃を受けたら、そのエネルギーに逆らわず防御のみしなさい。」
「貴方の居場所は、貴方がテレバシー念力を使用しない限り、探知は出来ないでしょう。」
「しかし、超神が肉体を有して活動している時は貴方を視覚でも捕らえてきますので、注意が必要です。」

「それと、超神も封印されている間に精神的に成長しているでしょう。要注意が必要です。」

マザーは、天邪鬼に話を終えると、
「ロッカよ。ブルーゾーンでは何と言う名ですか?」と質問してきた。

「天邪鬼です。」、、ロッカは、そぉ答えた。

「そうですか。貴方は波紋を使えるアント族の勇者です。」
「貴方に、これを授けます。」
「超神の秘密をも暴き、抹殺するのです。」
「超神が出現しなければ、サミエルは魔王にはならなかったでしょう。」
「超神は、悪そのものです。魔王とは違います。」
そう言って、天邪鬼に光を浴びせた。

その光は、槍のように天邪鬼の右腕の上腕に突き立った。
天邪鬼が、悲鳴を上げた。
「うぉぉぉ。」
その光の槍はそのまま、上腕部から胸部をぶち抜いて面会門の庭に突き立った。
天邪鬼は、余りの激痛で意識を失った。

天邪鬼が気が付いた時は、マザーの姿は面会門にはなかった。
警護の者が二人居るだけだった。
光の槍も消えていた。
しかし、右腕に痛みは残っていた。
天邪鬼は右腕を見た。
袖の部分に小さな穴が開いていた。
袖をめくった。
光の槍が突き立った右腕の上腕に5cm角の「」の傷跡が出来ていた。

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