■ 続編 「新:天邪鬼」第八話

※ 続編の第八話:第六章「ハートル開放」です。。
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第 八 話 :「 戦 い の 渦 」

第八話:第六章「バートル開放」

前篇


修羅も黒幕も姿を消し、敵はいなくなったはずだが、
何か様子がおかしい。
天邪鬼はもぉ一度、辺りの気配に気を集中した。

超神の配下には、闘気や殺気を相手に悟られず近づける者達が居るのだ。
逃げたと見せかけ、近くに潜む事も出来る、、
しかし、

天邪鬼は、「もし、敵が近づいてくるなら新しい敵」と判断をした。

天邪鬼は、再度、闘気を高めイージスバーを短めにし右手に持った。
前後左右に、気を配ったが殺気は感じられない。
だが、天邪鬼の体は知っていた・・「敵が居る」。
天邪鬼が戦いの歴史の中で得た、体の勘というものだ。。

敵から観察されている・・そんな感じを肌が察知するのだ。
どんな敵か?
「超神」か、「修羅の長に匹敵する者」か、「偵察だけする眼」か、

天邪鬼には超神が現れない事に対する疑問があったが、、もし、超神なら即攻撃をしてくる筈だ。
と、なると、、残るは二つ。

偵察だけする眼なら、此処まで気配を消し去る技は持って無いはずだ。
残るは、、一つ。
「新たなる敵だ。」

天邪鬼が頭で考えると同時に、体の闘力が自然に高まっていった。
天邪鬼は未だ自覚していなかった。

異空間に閉じ込められていた間に、自分の闘力のレベルが更にUPした事を・・
自分で闘気を高めた時、自身の持つ闘力の高さによって薄く青紫に輝きが生じるのだ。
(第三話第三章、第二章を参照)
パープルパワーが生じるように進化していた。

天邪鬼の読みは当たっていた。
天邪鬼に悟られず、じっと観察している者がいた。
「闇の修羅」と呼ばれる超神の配下である、「修羅」が表の配下なら、、
「闇の修羅」は裏の配下である。

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人間も、修羅も、物を創造することが出来る、もちろん超神自身も物を創造する事が出来るが、、
この「闇の修羅」は物の破壊しか出来ない。
創造する事は無い。
破壊する事のみに生きる闇の者だ。

それ故、何事にも耐え忍ぶ、痛みに対しても苦痛を表す事はない。
どんな悪条件下でも生存し行動出来る。
時間という概念さえも克服出来き、自分の思考さえも止める。
ある意味植物のような動く生き物と言えるかも知れない、恐ろしく非情の存在なのだ。
超神の配下でも、この「闇の修羅」の存在を知る者は数少ない。
もちろん個体名も無い。

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天邪鬼に緊張が走った。

確かに、居る。
誰か居る、それも半径30M以内に居る、遠くとも40Mとは離れていない距離に居る。
見渡す限り、ガレキの山しかないが、何所かに居る。

天邪鬼が浮遊した。
頭上から辺りを見回した、誰もいない。
しかし、確実に居る。

少し大きめのガレキの山は三つしかない。
そのガレキ山へ重量波を撃つても良いが、、敵も、それ位は承知の筈、、
敵もそれを承知でガレキ山へ隠れているとすれば、敵の思う壺に嵌る。

天邪鬼は、それと無しに敵の不気味さと尋常で無い事を察した。

天邪鬼は隠れている確率の低い場所から順に調べる戦法を取った。
敵が、天邪鬼を甘く見て攻撃を仕掛けてくれば、居場所は分かる、、
仕掛けて来なくても、順番に調べれば分かる。

イージスバーを少し長くした。丁度、槍の様にし、ガレキ山の中を探るのだ。
天邪鬼の立っている点を中心に、先ず一番近めのガレキ山に向かった。距離約5M。

ガレキ山へイジスバーを立て続けに4〜5回突き入れると、ガレキ山はほぼ半分の高さに崩れた。
崩れたガレキ山には気配は最初から無かったが、おもいっきりイージスバーを突き入れた。

ガレキ山が崩れた時、微かに、微かに、、気配が動いた。
天邪鬼は、それを見過ごさなかった。
敵は、天邪鬼の行動に興味を持った瞬間に、、微かに「気配」を生じさせてしまったのだ。
しかし、それは一瞬にして消えた。
気配の場所は特定できなかった。

次の小さ目のガレキ山へは、衝撃波を立て続けに二発放ち消滅させた。
この時は、一切気配は動かなかった。

天邪鬼の行動を見て、
敵は、自分の存在を天邪鬼が感じ取っている事は承知の筈だが、
攻撃は仕掛けてこない。
しかし、移動もしない。

天邪鬼に焦りは無い、
「無」でない限り、「存在」が有る。
それが動いた時が勝負だ。。

三つ目のガレキ山も中心から約5Mにある小さいガレキ山だ。
イージスバーを3回突き入れると崩れてしまった。

直ぐ隣の四つ目のガレキ山に向かう素振りを見せ、

今までの探査で一番居る確率の高い中心から距離約15Mのガレキ山へ瞬間移動し、
イージスバーを突き入れた。
手ごたえは無かったが、確かに、気配が動いた。

天邪鬼が、斜め前ぽう中心から距離約20Mの小さいガレキ山へ衝撃波を放った。
(念の為、この衝撃波はどんな体制からでも繰り出せ、連続撃ちの出来る汎用性の高い武器)

今度は、気配を確りと感じた。
天邪鬼が、敵の存在を把握した。

天邪鬼が初めて口を開いた。
「何者かは知らないが、お前の存在を把握した。」
「もぉ、お前の気を消してもその存在は分かる。」
そぉ言いながら浮遊し、敵の居ると思われるガレキ山の真上に位置した。
「逃げないのなら、そのまま押し潰す。」

次の瞬間、
エネルギーが移動した。
敵が闘力を高め殺気を生じさせたのだ。

そのエネルギーは天邪鬼の前方に位置し、不気味な姿を現した。
その不気味な物体に向け、天邪鬼の重量波が放たれた。。

此処迄で、第八話第六章「バートル開放」前編が完了です。

遂に姿を現した闇の修羅、果たして、天邪鬼の重量波が通じるのか?
この物体が「闇の修羅」である事を、、天邪鬼は未だ知らない、、、、、

闇の修羅
闇の修羅

その頃、
復活の町では、超神による三日間に渡り昼夜の区別無く続いた稲妻攻撃の為犠牲になった人達の救出活動と
同時に、他の街への救助活動の為の救助隊の結成を急いでいた。

ページの始めに戻ります。

第八話第六章「バートル開放」

中 編


その者は、喋らなかった。
天邪鬼の攻撃を察し瞬間移動した。

天邪鬼の放った重量波が轟音と共に地面に炸裂し、四方に亀裂が走り、
重量波の落ちた直下は、地面が大きく抉れ、、まるで火山の噴火口のように口を開け、
天邪鬼の力の凄さを見せ付けていた。

その者の位置を再度捕獲した。

天邪鬼の攻撃も素早かった、
浮遊している利を生かしどの位置へ移動しようと、、
相手の移動位置へ、瞬時に衝撃波の攻撃を連続的に仕掛けていった。

それまで、体を移動し、衝撃波の攻撃を交わしていた。そぉ見せていたが、、
その者は、三発目の衝撃波は体を開き、移動せずに衝撃波を交わした。
その為に、多少のダメージを受けたが、その場から移動せずに衝撃波の攻撃を掻い潜った。

「お前の攻撃は、見切った。」

そんなイメージが天邪鬼に送られてきた。
その瞬間、、物体が天邪鬼に回転しながら超スピード突進してきた。
まるで、、瞬間移動の如く。。

・・・が、、
天邪鬼が逃げなかった。
交わしきれなかった・・・・・からではない。
その回転物体が向かってくる事を予想していたかの如く、ヒラリと瞬時に体を開き交わすとの同時に
イージスバーの強力な突き出しを真後ろから見舞った。。
確かな手ごたえを感じた。

天邪鬼が、テレパシィを物体に送った。「承知。。」

イージの突き出しは、イージスバー自体が天邪鬼の意思を受け瞬時にその長さを長くさせ、物体にぶち当たるまで伸びるのだ。
その衝撃力は、岩をも破壊する凄まじい力を発揮する。

しかし、その物体は落下する事無く、自然の放物線上に着地し、、その者に戻った。
初めて、その者の顔を確認した。

天邪鬼が問いかけた。
「何者か。。」

その者から極自然にイメージが返って来た。
「闇」

闇と名乗った者が手招きした。
「降りて来い」
そんなイメージで左手で手招きしている。

天邪鬼が、構わず衝撃波を闇にぶっけた。

闇は、先ほどと同じく体を回転させ衝撃波の中心を交わしただけで、移動しない。
衝撃波には幅があり、中心を避けただけでは、ダメージを全て交わすことは出来ない。
しかし、闇は、平然と体を開いて交わし、
再び、手招きをよこす。

天邪鬼が静かに降下し、着地した。

尚も、闇が手招きを続けているが武器らしき物は見当たらない。

天邪鬼が、闇の武器を確認した一瞬の隙に、
闇は、天邪鬼の至近距離に移動し、天邪鬼にラリアツト気味の首折を見舞ってきた。
天邪鬼がまともに受けた。その強靭な胸板にドッスンと響く強烈なラリアットを貰った。

天邪鬼はラリアツトの強打を受けながら、闇の体を、、胴の辺りを右腕で掴み後へ、反り投げを見舞った。
天邪鬼に驚きの表情が浮かんだ。

身長、肩幅、胴廻りは、天邪鬼とほぼ同じか、少し大きい位なのだが、、、

軽い、いかにも軽い。
ラリアットの衝撃からすれば、少なくとも100kg以上の体重があるはずだが、
天邪鬼が反り投げた闇の体は、40kg前後、、どぉ考えても50kgは無い。

天邪鬼が考えを巡らした、その隙に闇の強打が炸裂した。
その衝撃で天邪鬼が後方へ叩きつけられた。

倒れこんだ天邪鬼の胸をめがけて、闇の踏みつけるような蹴りが来た。
天邪鬼が横へ回転しこれを交わし、反動を利用して立ち上がった。

天邪鬼が叩きつけられた地面に、闇の履いている靴の跡がクツきりと残っている。
靴の裏は、ギザギサの溝が深く入った登山靴のような足跡が地面に深く残っている。
靴の大きさは少なくても34〜5cmは有るだろう。
そんな奴の体重が40kgしかない。そして、あれだけのパワーを炸裂させる。

天邪鬼が思考を止めた。
相手の体重に気を廻していたら、戦いに負ける。

闇の動きは、速い。
天邪鬼を上回る速さかも知れない、、

いつの間にか、両手に剣を握っている

顔は面に覆われているようで、表情の変化が無い。

さほど長くない剣を巧みに回転させ、剣の道筋を見せずいきなり攻撃に出てくる。

普通の相手なら、瞬時に切り殺されるだろう。
天邪鬼の判断も速い。。
闇が切り掛かってきた時、逃げなかった。
相手の接近スピードに合わせて、表面バリアーを真正面からぶつけて行った。

「ヅッ・・ドーン」激しい衝撃音を立てて、闇が後へ弾き飛ばされた。
闇は、再び、、直進接近して攻撃に出てきた。。
そして、又しても表面バリアーにはじき返された。

三度目の接近の時、異変が起きた。
天邪鬼の前方に居た筈の闇が、天邪鬼の後方に位置していた。
天邪鬼は、イージスバーの突き出しで、かろうじて防御した。
防御が一瞬遅れていたら、、闇の剣を受けていだろう。。

闇は、テレポート(瞬間移動)をしているのだ。

天邪鬼が戦った相手の中で、最速の動きをし、、己の思考も読み取らせず、攻撃を仕掛けてくる。
大きなエネルギーの念動波の類の攻撃は仕掛けてこないが、確実にダメージ以上を与える物理的攻撃を仕掛けてくる。
これまでとは違う異種の存在を感じていた。

闇の攻撃は間を空ける事無く続く、
天邪鬼に、、少し驚きの表情が現れた。
「奴には、疲れという感覚は無いのか」

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闇の怖さは、「攻撃あるのみ」これが無限に続く。
一旦攻撃に移れば、相手が死ぬまで攻撃を止める事は無い。
戦いの中で、攻撃を止める時は、己が死す時のみ。

どんなダメージを受けようが、攻撃が止まる事も、その攻撃力が低下する事も無い。
無感情、無感覚で攻撃を仕掛けるのみなのだ。

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天邪鬼は、「闇が何時かは疲れて攻撃を止める」・・その時を狙っていた。

しかし、
闇には、、疲れの感覚すら無に出来る生きた屍の様な存在だった。
それ故、何事にも耐え忍ぶ、痛みに対しても苦痛を表す事はない。

天邪鬼の心の隙を付き、少しづつダメージを与えてくる。
大きな攻撃で、天邪鬼の全力攻撃を誘発さるより、少しづつダメージを与えていく闇独特の攻撃法に、、
天邪鬼は未だ気づいていなかった。

闇には、時間の感覚さえも忘れられる。
攻撃の時間の長さなど、関係の無い事だった。。

更に、
天邪鬼は、、攻撃に転じる間合いを取れず受身だけに回っている事も気づいてい無かった。

闇は死人ではない。無感覚を生み出す物質を自ら分泌する特異な生者に変異していた。

創造ではなく、
破壊にのみ生きる者に変化し、無感覚を操れる物質を自ら分泌する生者に変異してるのだ。

その無感覚を操る物質が、攻撃の度に天邪鬼にも微量ながら降り注いでる事を天邪鬼は気づいていなかった。

闇の攻撃が激しさを増した時、天邪鬼の右上腕の卍が疼き出した。

「うっぅぅ。」
激痛の如く痛み、マザーリングが輝きを発し、、闇に対する防御が働き、
天邪鬼の意識を活性化させたのだ。

闇の剣が天邪鬼の頭上から振り下ろされた。
イージスバーが防御した。
同時に、イージスバーが自ら回転し闇の側頭部を強打した。
天邪鬼の意思がマザーリングで増幅されイージスバーが動いたのだ。

闇が吹き飛んだ、、
衝撃を和らげる為に、、イージスバーの打撃の方向へ自らも飛んだのだ。
打撃の衝撃を減らす為だ。

闇はダメージを感じる事も無いのだが、避け切れない場合は受身も取る。
その肉体にはダメージはあるのだ。
しかし、それを感覚として感じる事は無い。

天邪鬼が覚醒した。
闇を追った、前方に倒れこんだ闇へイージスバーを突き込んだ。

闇が消えた。
次の瞬間、天邪鬼の後方から水平蹴りが入ってきた。
天邪鬼が左手で防御し、後方蹴りを見舞った。

闇が又消えた。
同時に、天邪鬼の前方から剣での突きが二段攻撃で入ってくる。

天邪鬼は平面バリヤーで弾き飛ばす。

闇は、瞬時に移動し、
又しても、天邪鬼の頭上から、闇の剣が振り下ろされる。

闇の攻撃は延々と続き、天邪鬼に考える余裕を与えず攻め続ける、、恐ろしき闇。。

天邪鬼は活路を見出せるか?

そうして、辺りは夕刻の闇が迫ろうとしていた。
「闇」は、光を必要とせず、己の五感で動ける事を天邪鬼は未だ気づいていなかった。


此処迄で、第八話第六章「バートル開放」中編の完了です。

窮地に陥ったか天邪鬼。。〜戦え天邪鬼〜
次回第六章後編をお楽しみに、近日公開予定。。


ページの始めに戻ります。

第八話第六章「バートル開放」

後編

闇の姿が、時折、、変化してきていた。
痛み、ダメージを苦痛として感じる事は無い闇の修羅ではあるが、
「体」の防御本能は働いている。

闇の意思に、関係なく、、体が防御力を高める為、時折、、変化体になり
相手に順応出来る防御力にパワーアップさせている。

闇は、暗黒の谷間で長い年月を生き抜いてきた。
光に安堵感も抱かず、むしろ闇空間に対し安らぎを見出す「闇」そのものになっていた。

闇が光ある世界に現れた時、そこには、、破壊活動しかない。
今の使命は、天邪鬼を粉砕する事のみ・・・

そして、辺りは、夕刻の闇に包まれた。。

変化体
闇の修羅
闇の修羅

天邪鬼には、恐れや焦りは微塵も無かった。むしろ、、
超神の配下の攻撃が単体での攻撃が多い事に対し疑問を抱き、不思議になっていた。

以前の魔王軍団は、大勢の集団攻撃を掛けてきていたが、超神の配下達はその傾向が低かった。
修羅達屈強の者達も、単体行動での攻撃が多く、天邪鬼にとっては好都合であった。
天邪鬼が真剣になった戦いは、「超神」との直接接触時のみであった。


天邪鬼は、何時も、、
敵が、「修羅を総動員し、超神が直接攻撃を仕掛けて来た場合をも想定し」戦っている。
修羅の一人や二人にビビッテいては前に進めないのだ。

天邪鬼に取っては、闇とて同じであった、、慎重に戦う事だけを考えていた。恐れなど皆無である。
盟友「ジュオ」から、超神の侵略を聞いた時、、、

ジュオの決意を知った。
「人々の為なら、自らの命など関係ない。」
ジュオは超神撃滅の為なら、己の命など捨てる覚悟なのだ。。

大陸を出港する時、「死」を覚悟しこの開拓島へ出向いて来ている。 又、志を同じくする勇者だけを率いてこの島に戦いに来ている。

天邪鬼に取っては、盟友ジュオを死なすわけにはいかない。 その為には、闇如きにビビッテいる暇は無いのだ。。


「闇」が己の姿を辺りの闇の暗さに同調させ、その姿を消し、、
本格的な攻撃を仕掛けてきた。
天邪鬼に、質量の大きな電撃波を放ってきた。

天邪鬼が前方に吹き飛んだ
天邪鬼には、それほどのダメージは受けなかったが、「闇」の位置捕獲も出なかった。

天邪鬼に有る考えが浮かんできた。
「奴は、俺を肉眼で捕獲して無いのではないだろうか?」
「何か違う感覚で、サーチしているのではないだろうか?」
「五感を使い、相手の位置を捕獲し攻撃を掛けてきているのではないか?」

天邪鬼が、そんな考えを張り巡らしていた時、二発目の電撃波がぶち当たってきた。。
天邪鬼が、呻いた、、グッフゥ。。
今度のは、体にも痺れが来た。
天邪鬼は回転しながら立ち上がったが、足元がふらついた。

しかし、
天邪鬼は立ち上がると同時に、、前方の地面に向かって、渾身の重量波を放った。。

ドッッッドッドドド

凄まじい地響きと、砂煙と共に、地割れが起こり、いたる所が陥没し穴が開いた。

闇の中から、笑い声が響いた。
「ハッハッハハッハ」

そこではないワ。。この闇の中では、この俺の位置を捕獲する事はできん。
「俺は、闇夜の中の闇。。お前に俺を捕獲する事は出来ない。」
「闇」の笑い声が響いていた。

笑い声と共に、闇の中から、青白く光る三発目の電撃波が天邪鬼の方向に向かって行った。

しかし、その三発目の電撃波の発した方向へ、もぉ一つの青白い光が一直線に進んで行った。
そのスピードは「闇」の放った電撃波のそれをはるかに上回り、電撃波の生じた位置の直ぐ横へ突き刺さった。

どちらの方向からも人の呻き声等は上がらなかった。

しかし、暫くして、、又しても同じ現象が発生した。
その都度、「闇」の放つ電撃波の位置は違っていたが、、その都度、電撃波の生じた位置の直ぐ横へ
青白い光が別な位置から突き刺さって行った。

それは、、計四回起こった。。

闇の中での戦いは、続いていた。

「闇」が天邪鬼に一直線に突進して行った。。「闇」が天邪鬼に大刀を浴びせた。

ガッキーン

鋭い衝撃音が響いた。
天邪鬼に切りつけた「闇」の背に、又しても、、青白い光が矢の如く突き刺さった
「闇」が毒づいた。。

くっそぉ〜

「闇」が切り付けたのは、天邪鬼の聖闘衣を被せたイージスバーだった。

「闇」が初めて、慌てた、、それと、同時だった。
イージスバーが、天邪鬼の意思で動いた、
今までの太く大きかった形がスリムになり、少し短くなると、勢い良く「闇」の顎を砕けよとばかりに強打した。
「闇」が、必死で交わした。。

交わしきれなかった。。
「闇」の左の耳が吹き飛んだ。血が噴出した。
一瞬の出来事だった。。
「闇」は、呻き声を上げることなく、再び姿を消した。

しかし「闇」が姿を消す寸前に、、天邪鬼の最大級の電撃波が音を立ててぶち当たった。。

天邪鬼が現れた。
天邪鬼は、おとり攻撃で重量波を放ち、その時開けた地面の穴に身を隠し、
自分の代わりに、等身大にしたイージスバーを置いていたのだ。
天邪鬼と思って電撃波を放ってくる「闇」に対し、電撃波を放つ寸前のエネルギーの発生で、
「闇」の位置を捕獲し、自らも、汎用性の高い電撃の攻撃を仕掛けていたのだった。

辺りが白み掛けてきた、夜明けが来たのだ、肉眼で物が確認できる明るさになった。
天邪鬼の重量波で出来た地面の亀裂の一つに、血だまりが付着している。
その脇に「闇」が立っていた。
天邪鬼が声をかけた、「来い。。」

「闇」が、ゆっくりと移動してきた。
近づくと同時に、天邪鬼に切り込んできた。
しかし、表情とは別に、、動きは早くなかった。
天邪鬼に剣を交わされ、左脇を捕まれ上手投げの如く地面に叩きつけられた。
しかし、「闇」には苦痛は伴わない、叩きつけられた状態のまま足蹴りを天邪鬼に入れた。

天邪鬼の左足にヒットした。。
ウッゥー天邪鬼が、初めて呻いた。。
「闇」の蹴りは連続し入ってきた、天邪鬼が左ひざを着いた。
四発目の蹴りは顔面に来た、、
天邪鬼が左手で「闇」の足をブロックし、受け止めた。。

「闇」が身を反転さして、右足で蹴りを入れてきた。
天邪鬼は「闇」の足首へ手刀を入れた、、グッキー 鈍い音がした。
「闇」の足首が捻挫したのだ。。だが、、「闇」は怯むことなく、立ち上がり、
片膝をついている天邪鬼の顔面を狙って再び蹴りを入れてきた、

しかし、今度は、蹴りにいった足を完全に天邪鬼に捕まれてしまった。
「闇」は上から両手で天邪鬼の首を狙いクロスチョップを浴びせた。
ウグッウ天邪鬼が呻きながら血反吐をはいた。

しかし、勝負はそこまでだった。

天邪鬼がクロスチョップに来た「闇」の左手首を身を反転させながら掴んだ。
「闇」に波紋を流し込んだ、、
消滅する寸前「闇」が笑った様に見えた。
闇の修羅の最後だった。

闇の修羅との戦いが終わった。
辺りは朝の日差しがまぶしく降り注いでいた。。

此処迄で、第八話第六章の終了です。続きは、第八話第七章「超神再び」にご期待下さい。


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wujingと天邪鬼の正門