■ 続編 「新:天邪鬼」第八話

※ 続編の第八話:第一章です。。
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第 八 話 :「 戦 い の 渦 」

第八話:序章「小宇宙決壊」

超神の作った小宇宙を、
天邪鬼はクルクルと回転しながら流されていった。
その前方に威風堂々たる者が待ち構えていた。
天邪鬼はそれを認識し、
「このまま流されたのでは、まずい。。」...本能的に身の危険を悟った。

天邪鬼は球体バリアーを解除すると、停止パワーを下に向かって放った。
停止パワーが「下」を捕らえて天邪鬼が止まった。

天邪鬼が流されていた方向の約150mほど先に、その者は静止し、、
側にサベールを従えていた。

超神か、、、その者は修羅の長であった。

体も頑強で大きく、逞しい顔つきをし天邪鬼を見据えていた。

その者が天邪鬼に語りかけた。
「さすがは天邪鬼、噂にたがわぬツワモノよのぉ。。」
「俺は、修羅を束ねる長じゃ。」
「我ら修羅を二人まで倒すとは、頼もしい。」
「今回は、俺が相手をする。俺か、貴様か、、、どちらかが死ぬ。」
「心して来い。」
「それと、側のサベールは手出しはせぬ。安心しておくが良かろう。」
自身に満ちた声で低く喋った。。

修羅の長は喋り終えると、変身した。
己の身を防御する戦闘鎧に全身が包まれ、、顔も目が出ているだけでそれ以外は、仮面の下に隠れてしまった。
変身した修羅の長に側のサベールが一本の棒状の武器を渡した。
修羅の長がそれを受け取る、自分の脇を一振りした。
「ブゥーン」
それは、鋭い光を放つ剣に変化し、
尚且つ、、、修羅の長の両肘からは、魚の背びれの形をした刃が飛び出していた。
更に足のつま先も、鋭く光る5cm程の槍先が出た様に変化していた。

光を放つ剣を手にした修羅の長は、青白い稲妻の様な光を天邪鬼に向かって放った。。
天邪鬼は全身を光に包み込まれた。

しかし、
天邪鬼も、修羅の長が喋っている間に闘気を最高度に高めていた。
「長」の放った青白い否妻の様な光に包まれた瞬間、、、
天邪鬼の体からも、マザーフラッシュの閃光が放たれた。
「光の防御と光の矢がすべての攻撃源へ発せられる」のだ。(第三話第三章及び第四話第三章を参照)

「ガッシャーン〜〜。。」
辺りが轟音に包まれ、サベールがうずくまった。
サベールは攻撃を仕掛けて無かった為、マザーフラッシュは当たっていなかった。
だが、、
その轟音のエネルギーだけで、うずくまったのだ。。

二人の想像を超えたエネルギーのぶつかり合いで、小宇宙の歪が拡大したようだ。
ハッキリと、、、上と下の感覚が戻り、、
再び、地面が現れた。。
異空間の「小宇宙」を作っている障壁が、そのエネルギー量に耐え切れなかったのだ。

だが「長」は、小宇宙の障壁の決壊など意にする事なく、続けざまに青い稲妻を天邪鬼に放ってくる。
その度に、天邪鬼からもマザーフラッシュの閃光が発せられた。
地面には大きな亀裂が生じ、周囲は歪の影響で物が歪んで見え始めた、、
地面にうずくまっていたサベールは、その姿を消した。

天邪鬼が反撃に出た。。
天邪鬼の意思をイージスバーが読み取った、、
今までのツルッとした丸い棒ではなかった、凹凸の瘤が表面に発生し黒銅色な輝きを帯びていた。

イージスバーの持つ防御機能と攻撃機能を備えたマザースペシャルが現れたのだ。(第三話第三章参照)
聖闘衣も朱紺の輝きを放っていた。マザーバリアーが現れたのだ。
更に緑の指輪輝きを増し、マザーリングとなっていた。

「長」の稲妻をそのまま跳ね返すと、
天邪鬼は上から「長」に襲い掛かり、、イージスバーを叩き込んだ。
「長」は、それを左手の鰭刃で受け止めると、
素早い動きで後方へ宙返りざま右足で天邪鬼に蹴りを入れてきた。
天邪鬼も蹴りで返した。
両者の蹴りがぶち当たった。

ガツッッ〜ン
その反動でお互いの体が、両方向ヘ流される格好になった。
異空間の小宇宙の中では、エネルギーを掛けた反対方向へ反動衝撃を受けるのだ。

距離が離れていく中で、両者がほぼ同時に閃光を発した。
天邪鬼のマザーフラッシュと「長」の青い稲妻がぶつかり合った。

グゥアーン〜。。

今までにも増して、その衝撃は激しく、、、、両者とも地面に落下した。「ドッス〜ッン」

忘れていた重力も、、、、、再出現した。
小宇宙の歪みが更に拡大し、「小宇宙」を維持できなくなったのだ
一度は、修羅の長の力で歪みの出来た小宇宙を修復したが、、
天邪鬼との戦いで「小宇宙」の機能は決壊した。

だが、
異空間としての存在は維持し、外と隔絶された空間を保ち続けていた。

「長」は光を放つ剣を左手に持ち替えると、
更に、、、右手で「くの字型」のブーメランの様な光る物体を背から取り出し、、
小走りに、天邪鬼に向かってきた。
その距離およそ100m。。

天邪鬼は、イージスバーを少しだけ長く2.2m程にし、、
イージススペシャル殺馬棒に構えると、その回転速度を上げた。
「ブンブンブン、ブ、ブ、ブ、ブ、、、、」

軽快な風を切る音を発し、天邪鬼も前進を開始した。
「来い。修羅の長とやら。。」
「俺は超神を倒す為に戦っている。」
「俺の力を見せよう。。」

ここ迄で、第八話第序章の完了です。

ページの始めに戻ります。


第一話:第一章「恐るべし修羅」

前進する天邪鬼に向かって、「長」はブーメランの様な不思議な武器を放った。
その武器はブーメンと言い、速度はさほど速くは無いが、
∞字を描いたり予測のつかない軌跡を描きながら向かってきた。

天邪鬼も難なく払いのけたが、、、その物体は、まるで命を持っているかのように、、、
体勢を立て直すと再び向かってきた。

天邪鬼の前進を阻むように、その首筋を狙って向かってくる。
天邪鬼が前進を止めた。
ブーメンが前方で静止した。しかし、静止は一瞬の間であった。
猛スピードで一直線に向かってきた。
「ガッキィーン」
天邪鬼のイージスバーが唸りを上げて叩き落とした。
ブーメンの動きが止まった。
地面に転がっていた。

しかし、、、
ブーメンは特殊生命体で、「長」の命をエネルギーとして生きる「動く武器生物」だった。
イージスの「絶対硬度」に叩かれても、折れなかった。

少し変形した、ちょうど忍者が使う三角手裏剣の様な形に変化し、、、
再び地面から浮いた。

天邪鬼がイージスを短く小さくした。
イージスも、天邪鬼の意思で動く如意棒なのだ、、マザーから授かったマザースペシャルだ。。

天邪鬼が自らの手から離した。
イージスバーが単独で浮遊し、ブーメンと向き合った。
ブーメンが動けばイージスも動き、ブーメンの天邪鬼への攻撃を防御した。

天邪鬼が素手で「長」へ向かっていった。
長が、光を放つ剣で天邪鬼の首を狙って切りつけてきた。
天邪鬼がマザーフラッシュを放っと、同時にバツクフェイスし水平に蹴りを入れた。
長の剣から青い稲妻が飛び出した。
各々の動きが、一瞬の内に繰り出された。
「バッシーン」
鋭い音が響き渡った。

天邪鬼の動きは早かった。
「長」の剣をかいくぐり、長の腰を掴んでいた。
「長」が気づき、、肘の鰭刃で天邪鬼の腕を切り落とそうと動きを始めたその一瞬早く、、、
天邪鬼が、「長」の体を後ろに反り投げした。
「ゴォーン」...長は鎧兜の頭から地面に激突していた。

天邪鬼は、鎧で身を覆っている長の動きの遅さを見切っていたのだ。
「長」は、予期せぬ物理攻撃にダメージを受けた。
更に、、、
起き上がろうとする長に、、その首が折れよとばかりに、速射砲の様な蹴りを入れた。

「長」は、鎧兜の上から蹴り込まれる衝撃に気がもうろうとしていた。
天邪鬼は、速射蹴りを入れると、、素早く飛びのいた。
次の瞬間、黒銅色に変化した長いイージスを手にしていた。
ブーメンも動きが、鈍っていた。
「長」の気がエネルギーとして伝わっていないのだ。

天邪鬼の緑の指輪が一層輝きを増し、イージスにその輝きを与えていた。
天邪鬼が、向かってきたブーメンにイージスを叩き込んだ。
ブーメンが砕け散った。。。

そのままイージスを伸ばし、長のドテッパラへ突きを入れた。
頑丈な鎧で防御はしているが、まともにイージスの突きが命中した。
後方へふっ飛んだ。。
「長」がイージスでの突きを受けて、、後方へ吹き飛ばされながら、変身した。
今までの重鎧から軽鎧へと装備を変化させた。

天邪鬼の動きに対応する為だ。少しばかり、天邪鬼の闘力分析を誤っていたのだ。。
長が、、天邪鬼の闘力に同調させる為、、自ら、後方に飛ばされる距離を増加させた。
はるか後方へ着地した。

「長」は無言であったが、、天邪鬼は「長」が自分に対する戦術を変化させた事を悟った。
天邪鬼は、有る程度の距離に居る敵に有効で、瞬時に出せる衝撃波を放った。
この衝撃波は、気の集中が低くても繰り出せる天邪鬼特有の武器の一つだ。
「パッシィ」低い音を発しながら、長を衝撃波が襲った。
一弾、二弾、三弾、四弾、、連続し長を襲った。
一発の威力は、長にとっては差ほどではないが、、連続し受けていけば、致命傷になる。
「長」に体制を立て直す暇を与えず、、攻撃を連続した。

「長」が、、手に持っていた光を放つ剣を天邪鬼に向かって投げつけてきた。
その剣は青い光を出しながらまるで生き物の様に、、天邪鬼に向かってきた。
途中、衝撃波と交差しても止まる事はなかった。
天邪鬼が衝撃波を停止し、イジースでその剣を叩き落とした。
「ガシィーン」
凄まじい衝撃音を発し剣が地面に落ちた。

その一瞬の隙に、「長」の姿が消えた。
いや、、移動していた。
あれだけの攻撃を受けて、尚且つほんの一瞬の隙に体制を立て直したのだ。。

「長」は天邪鬼の直ぐ前方に来ていた。
「聞きしに勝る、ツワモノよのぉ。。。。」
「だが、、俺も、これしきでは負けぬ。」
そぉ言いながら、天邪鬼に蹴りを入れてきた。
「長」のつま先からは、5cmほどの槍先が飛び出している。
この蹴りを食らえば、いかに聖闘衣を着ていても、ダメージを受ける。
天邪鬼も必死に交わしたが、長の動きも早くなっていた。
蹴りが二段蹴りで入ってきた。
イージスを短くし、払いのけた。が、、、
その隙に長の右肘の鰭刃が天邪鬼の顔面を狙ってきた。
フェイスバツクで交わしたが、次の水平蹴りを横腹に貰った。
つま先蹴りではなかったが、腹にズシィと響いた。
今度は、天邪鬼がバック転し距離を取った。

天邪鬼が体制を整えようとした時に、長の稲妻が至近距離から放たれた。
天邪鬼のマザーフラッシュが発動した。
マザーフラッシュは、天邪鬼が不意をつかれた時にでも発動するのだ。。

「バッシィーン」

その衝突した衝撃の影響は、「長」に降りかかった。
「長」は、軽鎧に変えていた為、、、
マザーフラッシュと自らの稲妻の衝突衝撃波を至近距離でまともに受ける形となった。

「長」は、マザーフラッシュが発せられる事を予測していなかった。
天邪鬼の体制が崩れた時を狙って、稲妻を撃てば致命傷を与えられると予測していたのだ。。
マザーフラッシュが自律発動する事までは予期していなかった。
軽鎧兜にひび割れが入り、額からは血が滲んでいた。

天邪鬼のイージス殺馬棒が唸りを上げて長に浴びせられた。
天邪鬼が反撃に出たのだ。
天邪鬼は、相手の力が並で無い事を悟っていた。
少しの隙を見逃さず攻撃を仕掛け相手に防御の姿勢を取らせない、、容赦無い攻撃を掛けた。
ひびの入った鎧兜にイージスが振り下ろされた。

「ガッーン」

兜が二つに割れ、素顔が現れた。
天邪鬼が容赦なく二発目も顔面に振り下ろした、、、、
「長」は、意識が薄らいでいく中で、二発目を右肘の鰭刃で受け止めた。
二発目を貰えば、致命傷になる事を本能的に察し、全身のエネルギーを鰭刃に集中しイージスの衝撃に耐えた。
イージスを受け止めると、地面を転がりながら距離をとった。
額からは、血が滴り落ちていた。

天邪鬼も執拗に攻撃を続けた。
地面を転がる長に、イージスを伸ばし突きを入れた。

「長」は逃げた、、、「逃げねば負ける。」

「長」が消えた。
「この異空間の利を使わなければ、負ける。」・・・・・長は、形振り構わず逃げた。。

「長」が、天邪鬼に語りかけた。
「天邪鬼よ。さすがに強いのぉ。」
「しかし、俺も、負けるわけにはいかぬ。」
「この異空間を破らぬ限り、貴様は俺を倒せん。。。」
「此れからが、俺の戦いだ。この異空間の怖さを知れ。。」

ちょうどその頃、、鉄の扉最強軍団「クルザー軍団」とジュオの率いる特別隊との戦いが始まろうとしていた。。

廃墟となったブレッセに、、、クルザー団が入って来ていた。
慎重に一塊とならずに、、前後左右には回りを警戒する見張り役をたてて前進していた。

突然クルザーが号令した。
「戦闘体制を組め、、防御体制に入れ。」
クルザーが先遣隊の見張り役二人の姿が消えている事に気づいたのだ

ほぼ同時にジュオの号令もブレッセに響き渡った。

「撃て。。。撃って、撃って、撃ちまくれ。。」
「敵を粉砕せよ。」
クルザー軍団に向かって、クロスボーが一斉に放たれた。

此処までで、第八話第一章の終わりです。

ページの始めに戻ります。


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wujingと天邪鬼の正門