■ 思い出の中国 日本国旗 中国国旗 その十一:交通事故

※ 中国で生活した約14年間の思い出を書いています。


■思い出の中国:その十(2010.9.22)

交通事故

中国へ行って「七不思議」の一つに交通事故があります。

中国が自動車王国になる以前も、道路には「トラッター」と呼ばれる乗り物が溢れていました。
日本で言えば、農作業用のトラクターがリヤカー(日本のものより大型)を引っ張っている乗り物です。

スピードも50〜60kmは出ます、荷物運びの主流として96年前半頃までは上海市内も走っていましたが、、
96年秋頃に市内には乗り入れ禁止になったと記憶しています。

その当時は道幅は拡張されている場所は少なく、道に車が溢れていました。
おまけに自転車は呆れるほどの数が道全体に散らばっている状態でした。

そういう状態の中で、割り込み行為は頻繁に起こり日常的でした。
この割り込み行為は、昨年(09年)帰国するまで日常茶飯事でした、たぶん今でも同じと思います。

私は、2000年より専属タクシーを契約し利用していました。
運転手の「陳」さんは大人しい人でしたが、「割り込み」のベテランでした。
しかし、一度も喧嘩になった事がありません。

又、反対に酷い割り込みにも何度遭いましたか、、喧嘩になった事もありません。
お互いに平然としています。
割り込みに遭わない様に停滞時は、車間距離を詰めて走っていますが、
いざ割り込みに遭うと、あっさりと前を譲ります。接触でもない限りは喧嘩にはならないようです。

日常少しのイザコザでも喧嘩をする中国人には面白い現象です。

しかし、無理な割り込みは事故の原因になります。
主要道は大抵は、片側二車線以上ですから割り込みは頻繁に起こり、それが事故になる現場を何度も目撃しました。

ここからが、、今日の「七不思議」の一つが起こります。

割り込みが発生する位ですから、道路は混んでいて渋滞しています。
しかし、いざ事故になると、事故となった車は移動させません。

どんなに道が混んでいても、移動させることはありません。
警察官が、事故現場を確認するまではそのままです。

大型トレーラー等が後方に居れば、事故車の脇を通り抜けられず大渋滞が発生します。
高速道路だろうが、市内の中心だろうが、場所は問わず事故車の移動はしません。
警察官が到着するまで、何時まででも待ちます。

,p> 他の車から苦情が出たりもしません。
日本では考えられない現象が起こります、事故の為渋滞しパトカーさえも到着が遅れます。
でも、、皆平気です。

ただ、、2003年頃アメリカの領事館が苦情を申し入れたとの事で、
上海市内から上海浦東国際空港への主要道路だは「白バイ」が導入され、
事故や停滞が発生した場合は迅速に停滞解消をする手段が講じられました。

しかし、それ以外の道路では今でも警察官が到着するまでは車の移動はないそうです。

仕方ない」上海以外でも同じ現象が起こります。
他人の事には無関心の表情で、事故なので「仕方ない」没有刅法(メイヨウバンファー)で済ませてしまいます。
中国の悪い習慣の一つが「仕方ない」で済ませてしまう事ですが、
仕方ない」が、、逆に辛抱強さの源になっているのかもしれません?


続きは次回に、、再見!