■ 思い出の中国 日本国旗 中国国旗 その九:公安と衛星放送

※ 中国で生活した約14年間の思い出を書いています。


■思い出の中国:その九(2010.8.20)

公安と衛星放送

少し話が前後しますが、中国の全体像が分かり易い話を書きます。

中国に入国すれば、我々日本人も「外国人」になります。

そして、
外国人は原則として、入国後は「三つ星」以上のホテルに滞在しなくてはいけません。
( 中国では、ホテルは五段階に格付けされ五つ星が最上となります。)

ホテル以外の宿舎に住む場合は、「外国人専用宿舎」指定の建物に住まなくてはいけない事になっています。

しかし、
仕事の為、長期滞在する場合は高額の費用の出費となる為、
中国に駐在員として滞在する者の多くは、、一般居住地区の一般住宅を借りて住むのですが、、

その場合、前もって公安に届け出が必要になります。
借りて住む地区を管轄する警察署の外国人管理部で「臨時住在許可証」を受けて住むことになりますが、
大都市程、認可条件が厳しくなっています。

上海は条件が厳しく、違反すると一日当たり60元(日本円で約840円)の罰金が掛かります。
安いと思うでしょうが、違反が発覚すると違反発生日までさかのぼって取られます。
違反の度合いが酷い場合は、「臨時住在許可証」を更新してくれません。取り消されます。

不服のある場合は、条約で、、従わなくてもよい事になっていますが、、
その場合は、中国の法律に従わない理由により、強制送還されます。

三つ星以上のホテル又は、外国人専用宿舎に居住している場合は、何も問題ありません。
その様に住んでいる外国人も多数います。
景気の良い企業のハイレベルな人は、そういう待遇で中国に住んでいます。。

しかし、(私の様に)
「臨時住在許可証」を受けて一般地区の一般住宅に住んだ場合は、他にも規制があります。
それは衛星放送です。
衛星放送を受信する場合は、公安の許可が要ります。

外国の衛星放送を一般地区で受信しようとしたら、制約があります。
他の中国人が申請しても許可されません。

条件を満たせば、外国人には衛星放送が許可されるという仕組みになっています。

だったら、内緒で見ればとなりますが、、
衛星放送の受信アンテナが直径1.2mあり、、とても内緒で受信出来ない様に、「アンテナ」の大きさが大くしてあります。
そして、許可を受けたアンテナには許可シールが貼られます。

抜き打ちで公安が建物の屋上を検査に来ます、シールが貼られていなければ、即、壊されます、問答無用です。。

そして、まだあります。
指定された場所に住まないのだから、「貴方を守るために余分の費用がかかります。」・・・・と、
地元の駐在所に、治安維持費を年会費として払わなければいけません。
地区によって治安維持費は違いますが、だいたい年に800元(11,200円)を徴収されます。

労働ビザを取得できれば、「臨時住在許可証」の更新は年一回で良いのですが、
一般の観光ビザの場合は、、
入国の都度、警察で「臨時住在許可証」を受けることになります。

警察への出頭は入国後24時間以内と決められていて、違反すると罰金が掛かります。
そして、年に二回以上違反すると500元(約7000円)の罰金が上乗せされます。

公然たる噂ですが、、
「三つ星」以上のホテル及び「外国人専用宿舎」指定の建物に住まない外国人は、
中国に対し税金を納める額が非常に少ないので、罰金という手法で税を取り立てる・・・のだという話を聞きました。

私も三回罰金を払い、一回は調書を取られ、、二回始末書を書かされました。
しかし、上海では罰金を取られた事はありません。
江蘇省太倉市と安徽省合肥市で罰金を払いました。

「労働ビザ」と「就業許可証」を持っていたのですが、
「労働ビザ」と「就業許可証」の更新日が、更新の度に少しづつずれて違って来ていたのです、
発行日は同じだったので、更新日も同じと思い込んでいて「労働ビザ」の更新を忘れていたのです。

その時は調書も罰金も取られました。
調書を取られる時は、小学校の担任の先生の名前まで質問してきます。
非常に細かい事まで質問してきますが、素直に答えれば罰金も安くなるとも聞きました。

私の場合は上海市と太倉市は担当官は女性で、二人とも綺麗な人でした。
巡査は男性が多いのですが、取調べ等の場合は1つ上の担当官が出てきますが、半数は女性でした。

でも私の場合、中国の招聘技術者という事で所得税は免除されていました。

話を戻します・・

これは、全ての人に同じですが、インターネットも規制されています。
現在は、規制を受けている日本のブロバイダーは無いと思います。(多分?)

以前(2003〜2004)はインフォシーク提供のホームページと
ヤフージオシティーズ提供のホームページは閲覧が規制されていました。

海外で、日本のホームページを閲覧する場合は、必ず、、 接続ブロバイダーが経由する事になります。
その為、
中国で、何らかの事由により(中国の)接続制限に掛かったブロバイダーは閲覧できません。

規制が掛かった時、有料でインフォシークのiswebを契約していたので、インフォシークに問い合わせをしました。

上海支店から規制が掛かったとの連絡が日本本社に入ったとの返事を貰いました。
「中国側から何らかの事由により 閲覧制限 受けていますが、日本側としては対処の方法が無く、
契約利用者の皆様にはご迷惑をお掛け致します。」
・・・・・とのお詫びが書かれていました。

最近は、Googleが有名ですが、中国にはインターネットの閲覧規制は存在します。

続きは次回に、、再見!